パリの写真家デュオ「Sofia&Mauro」から学ぶ新しいチームの形とオリジナルの表現を更新し続ける方法

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(c) SOFIA sanchez & MAURO mongiello

自然派コスメブランドTHREEのコレクションビジュアルの撮影を手掛ける、ソフィア&マウロ(Sofia&Mauro)の写真展が開催されました。初日のオープニングレセプションにおじゃまし、THREEのクリエイティブディレクターRIE OMOTOさんとのトークショーの模様とともに、MY RULEについて伺いました。トークショーの司会はTHREE PR高橋さん。

トークの一部とインタビューをお届けします。

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左から、THREE グローバルクリエイティブディレクターのRIE OMOTOさん、写真家デュオのMauroさんとSofiaさん、モデルのグィネヴィアさん

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展示の発起人はRIEさん


「この世界のもう一歩先をいきたい」

──コラボ企画開催のきっかけを教えてください

RIE OMOTOさん:
「こんばんは、今日は展示の写真と合わせてオレンジのジャケットで来ました♪ コスメブランドの新商品の発表イベントは、画一的になりやすいのですが、世界をもう一歩先をいこうよ!という意味でいわゆる化粧品ブランドではないような試みをしたいと思って企画しました。

今回のTHREEの2016 春夏コレクションのタイトルは「WANDERLUST WAVE」で、私の知っているひとのなかで一番WANDERLUST、つまり型にはまらないユニークな人は誰かなと考えたらSofia&Mauroでした。彼らにはTHREEのビジュアルを手がけていただいてもう5年になっているのですけれども、それだけでなく「彼らのWANDERLUSTな面」 をみんなに見てもらったり、一緒にそういう世界を表現してシェアしたいなと思って始まりました」

*WANDERLUST …=旅への熱望。型にとらわれず、ユニークに輝いている様。

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(c) SOFIA sanchez & MAURO mongiello

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パリで活躍するアルゼンチン出身の写真家デュオ「ソフィア&マウロ」は雑誌VogueやNumeroの表紙などモード誌のエディトリアルから広告まで手がける

ファション撮影とビューティー撮影のときのこだわりポイントとは

──ソフィア&マウロさんに質問です。 現在THREEの広告キャンペーンの撮影も手がけていらっしゃいますがRIEさんとの最初の出会いについて教えてください。

マウロさん:
「こんばんは。RIEさんと初めてお会いしたのは7年位前のベルリンなんですが、一緒に作品をつくったりして仲良くなりました。いまはもうお互い大好きで、友人でありファミリーです。しょっちゅう一緒にお仕事したり、ショーなどのコラボのお仕事もたくさんしておりますし、本当に毎月毎月お会いしていますね。」

We met maybe 7 years ago in Berlin, long time ago. Doing a work and we start get together and obviously like and fall in love with each other. We got along, we are like friends now like family and we have been together since then like every month. So we see each other all the time , we love to work together and took great collaboration for shows like in many ways for the work and it is very good.

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左:BEAUTY撮影  右:FASHION撮影  (c) THREE / SOFIA sanchez & MAURO mongiello

──お二人は出版物や広告など幅広い撮影をされていますが、ファションとビューティーの写真を撮るときはどのような違いがありますか?

マウロさん:
「ファッション撮影とビューティー関係の撮影には明らかな違いがありますね。女性の美を撮るというのは両方に共通していますが、ビューティーの撮影については、特にTHREEと撮影するときは内に秘めた美を表現したいなと思っています。"内面の美"がTHREEのがモットーでもあると思います。コスメの色などにこだわるだけでなくそういったアイデアを表現できるような撮り方を心がけています。」

Shooting fashion and shooting beauty is very different obviously. And Shooting the campaign for THREE is even more different because for us about not taking only the picture of the beauty of the girl in front but about like the fact that the beauty comes from within witch is also the motto of THREE, from the brand. And we try to express that in the pictures not only the makeup, color of makeup of the season it’s about trying to express an idea witch is the beautiful within.

「そしてファッション主体の撮影は、誌面でのストーリーが大切です。トレンドや新しいシーズンや洋服にも基づいていますが、周りで起きていることや私達がたったいま触発されていることなどからストーリーをつくるように特に心がけています。ストーリーの創造性がビューティー撮影との違いですね。」

When we work in fashion, it’s story for editorial. Everything is more based about the trend, new season and clothes, invent a story around what's happening now or what inspire us at the moment. So it is creativeness of the story witch is different from beauty only.


──今回の2つの企画展示について、それぞれのテーマをおしえていただけますか。ソフィアさんはちょっとシャイなのですよね..

ソフィアさん:
「はい、私シャイなんです…でもしゃべれます(笑)。今回の展示では、今いるストアに展示してあるWANDERLUST WAVEは女性の探求について表現しています。自分自身がだれであるかというのを探しています。一方、向こう側のカフェでご覧いただいている写真展は私たちが数年前に撮った作品で、思春期の10代の女性を撮ったものです。同じ女性ではありますが、ちょうど子供から大人にかわる移行期の女性を表したような、まだ大人の女性になりきれていな部分やセクシャルな部分を表現しました。」

I am very shy…but I can talk. WANDERLUST WAVE is about Discover for woman. Being herself it is about like discovering who she really is . and the different aspect . exhibition right there , showing in Cafe is from a part of exhibition few years back, explode some more Teenager years they translate between childhood and adult food, it is about like probably the same woman but just become adult but still being a child inside and the story of sexuality and woman food and you know, different aspect of life.

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以上、ストアでの展示写真から一部。テーマは「女性の自分自身の探求」

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以上、隣のREVIVE CAFEでの展示から一部。テーマは「思春期の女性の移りかわり」

【インタビュー】オリジナルの表現をしつづける2人のCREATIVE RULEとは?

Sofia&Mauroの写真は、常にスタイリッシュで独自の世界観のを持っている。長年にわたりクリエイティブでオリジナルの表現を更新しつづける彼らに、心がけていることについてお聞きしました。

常に世界に目をむけて、なにがもたらされるのかに気づく

ソフィア&マウロ:
「我々に特別なルールといったものはないのですが、常に注意して世界に目をむけて、その世界が何をもたらしてくれるかを見るようにするだけです。時にはニュースからアイデアが浮かんだり、本で見かけた色だったり、道ですれ違った人だったり、夢や、映画、アーティストの作品、本の物語などから着想を得ます。  我々は二人なので互いにそうして物語が出来上がった時にその話をしたりするのです。もちろんファッションの仕事なのでファッションにちなんだアイデアも必要です。

何と言いますか、常には入ることの出来ない図書館が心の中にあって、そこに入るには小さなクリエーティブのパズルのようなチケットが必要なのです。そして一度そこに入ると、心の中に沢山のギャラリーがあって、色々と見るうちにある時点で全てが一つに繋がって幸福感と共にそれを形にしたいという気持ちが高まるのです。

何か特別なものを全く感じない時間もあって、でも気持ちを落ち着かせてある意識下に入ると必ず何かがあります。それは子供の頃に遊んでいた時の気持ちにも似ていて、何かを激しく信じることによってそれが形を持って現実になるような感じです。

アイデアは生き物。変化を受け入れ、アクシデントも歓迎して進化させる

ときには最初から全てがクリアーに分かっていることもありますが撮影しながら変化して行くこともあります。それはまるで、既に始めてしまったことはもう我々だけのものではなくなるような。 アイデアは生き物であり斬新であるべきと思うので常にそれ自体が進化するようにしつつアクシデントも歓迎しながら制作への強い想いは保ち続けます。」

 We don't have an special rule we just keep our eyes opened to the world and see what it brings. Sometimes ideas comes from the news, a color you thought in a book, someone passing by in the street, a dream , a movie, an artist work, a story in a book, We are two so we tell each other stories and after they grow up together. Since we work in fashion we need to feed it with a fashion idea as well.
 It is almost like having a library inside that you cannot access all the time, you need a ticket a small piece of the creative puzzle that allows you in. Once you are there you wander in the galleries of your mind and at some point everything come together and euphoria and the obsession to materialize begins.
 There's quiet moments where you feel nothing special to put out but once you relax into that "zone" there is always things there. It is like playing like you did when you are a kid,believing in something so badly that it materialize and takes a shape on its own. Sometimes everything is very clear from the beginning others things comes out together when we are already shooting.
 Almost like once you start they are not yours anymore , We like to keep the ideas alive and fresh and allow the to grow and evolve on their own, allowing accidents to happen but never losing that driving obsession.


My RULE まとめ

1
常に世界に目をむけて、それらがなにをもたらすのかをよく見る
2
心の中にあるギャラリーに入って形にしたい気持ちを高める
3
アイデアは生き物。常に進化するようにアクシデントも歓迎する

異なる専門家2人のデュオは、これからのクリエイターのスタイルの一つ。

ソフィアの専門はもともとは編集者でした。写真家のマウロと、編集者としてのソフィア視点や編集力を掛け合わせて、アイデアを昇華して写真を撮るという2人の活動は参考になる点が多くありました。また、特別なルールはないとおっしゃっていましたが、いつも周りで起こっていることやこの世界について感じたり目をむけています、と教えてくれました。

ここからは写真展の様子です。トークショーにいらしたお客様をキャッチ!主催の3人に会える、写真やメイクアップ、エディトリアルなどが好きな方は必見のパーティーでした。

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ソフィア&マウロのお友達もかけつける

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モデル・DJ・デザイナーのAMIAYAさんも遊びに来ていました

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メイクアップブースに来てくれた仲良しのお客さん

新宿伊勢丹2階でも展示

Sofia&Mauroの写真集発売を控えて、巨大なコラージュ作品を展示。会期は終わってしまいましたが、数枚の作品をお借りしたのでぜひご覧ください。

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上記展示からの作品  (c) SOFIA sanchez & MAURO mongiello




■デュオ・フォトグラファー ソフィア・サンチェス & マウロ・モンジエロ
(Duo Photographer / SOFIA sanchez & MAURO mongiello)
2002年、若手ファッションカメラマンの登竜門であるPicto賞を受賞。初の展覧会をパレ・ド・トーキョーで開催する。その後、モード誌のエディトリアルほか、エールフランスやランバン、アルマーニなど多くのキャンペーンを手掛ける。2011年よりTHREEのコレクションビジュアルの撮影を担当。

Sofia&Mauro Official web http://www.sofiamauro.com/

...special thanks for THREE / RIE OMOTO / SOFIA & MAURO !!


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